熊本で夜遊びおすすめドリンク「シャンパーニュ」編③
2020年1月31日
ワインのブランド名を覚えるのはプロでない限り覚え切らない。
日本酒や焼酎の名前が覚えきれないのと同じだ
しかし球磨焼酎なら可能だろう。
同じようにシャンパーニュの名前も頑張れば覚えれるかもしれない。
覚えておこうシャンパーニュ8銘柄
シャンパーニュの基礎知識として、ラベルに必ず「CHAMPAGNE」と書かれています。そしてワインでは必ずある年数が書かれていない場合が多いです。製造法で書いた、一次発酵の後ブレンドする。といった工程を踏みますので、中のワインが必ずしも同年のものとは限りません。もし年数が書かれている場合はその年だけの葡萄が使われます。
①ドン・ペリニヨン
ちなみにLVMHグループのモエ・エ・シャンドン社によって作られる銘柄です。葡萄の当たり年のみ仕込みを行う為にラベルに年数が必ず入っています。熟成は8年
ドン・ペリニヨン
ラベルの色は白。俗に「ドンペリ白」と呼ばれる。
ドン・ペリニヨン ロゼ
いわゆる「ピンドン」呼び方ダサい・・・8年から10年の熟成
ドン・ペリニヨン エノテーク
「ドンペリブラック」15年。さぞかし美味しかろう。
ドン・ペリニヨン レゼルヴ・ドゥ・ラベイ
「ドンペリゴールド」熟成20年、
②モエ・エ・シャンドン
キングオブ・シャンパン・シャンパーニュ
通称「萌えしゃん」比較的にお安い価格帯なので先ずはこれからエントリーするのが良い。王道ではあるがキリンオリジナルラガーを飲むのと同じようにスタンダードも大切なのである。ちなみにシャンドンのサイトは入室するのがめんどくさい。
ちなみにモエ・エの「エ」は英語で言う「and(エーンド)」なので「モエとシャンドン」というP&Gとかジョンソン・アンド・ジョンソンみたいな社名である。
モエ アンペリアル
基本中の基本でナポレオンにケータリングしたシャンパーニュがこれである。皇帝を意味するインペリアルのフランス語アンペリアル
名前はすごいが基本の銘柄です。あとは適当なバリエーションがあります
モエ ネクター
神の酒を名乗る皇帝よりすごい銘柄。大行な名前に関わらずこれも比較的入手しやすい。
③クリュッグ
こいつもLVMHグループです。
英国王室御用達。キングオブシャンパーニュでありながらバブル期には知られていなかった。(なんかドンペリだけ流行っていたような・・・)
グラン・キュヴェ
ロゼ
ヴィンテージ
基本この三種であとは特別版がいくつか存在する
ここでいきなりフランス語講座
キュヴェって?
cave(カーブ)地下貯蔵庫と言う意味のフランス語から派生したCuvéeで。
シャンパーニュではグラン・キュベみたいに使われます意味は・・・・本樽仕込み。みたいなそんな意味です。まぁちゃんと作りました程度の意味です。
④ヴーヴ・クリコ
またまたLVMHグループです。日本もサントリーだのキリンだのアサヒだの言ってられない規模です。発音は無理せず「ぶーぶ・くりこ」で大丈夫です。「うーぶ」と言った方がよりなまっていると思われます。
「コマンタレ・ブー」「エスク・ブー・ゼット・フランセエ」のVの発音です。
そもそもフランス自体がこの意味に悪意を込めて作っていますから。ちなみに未亡人という意味です。
ブリュ
前回も書きましたが総じて「辛口」という意味に使います。
⑤ボランジェ
ジェームスボンドの好きな酒は?「ドライマティーニ」ボンドが女を落とす為に愛用している酒は?それがこれ「ボランジェ」です。
ちなみに目が飛び出るような価格の物が出ていますが気にせず一番安いやつで行きましょう。
スペシャルキュベ
はい、スペシャルな地下貯蔵庫です。何がすごいか考えてはいけません。気にせず飲みましょう。
⑤テタンジェ
派手なラッピングのディロックに負けてはいません。こちらも派手な見かけに定評のあるシャンパーニュです。とにかくデザインが凝ってるシャンパンーニュ=テタンジュと覚えておきましょう。
⑤G.H.マム
全部言うとめんどくさい銘柄である
ギースラー・ハウザー・マムという銘柄である。
約すると「ジェ・アッシュ・マム」生産者より銘柄の「マム・コルドン」の方が通りがいいでしょう。一時期F1の公式シャンパーニュです。ちなみにこのマムは日本と非常に繋がりがあり画家「藤田嗣治」のパトロンでもありました。
⑥ニコラ・フィアット
モエは世界的なブランドですがフランスの国民ブランドといえば、このニコラ・フィアットです。フランスのシェアNo1を勝ち取ったお手頃メーカーです。要は安いんです。
基本以上の6銘柄を覚えておけばどこに言っても大丈夫でしょう。
そしてもう一つのブランドを紹介しましょう
⑦ルイ・ロデレール
クリスタル
生産者より銘柄が有名なこのルイ・ロデレール・クリスタル。
伝説から一気にブランド失墜を経験したまるでロマノフ王朝のようなシャンパーニュです。
ロシア皇帝に愛されたシャンパーニュ
ルイ・ロデレールはロシア皇帝アレクサンドル2世に愛飲されていました。ロシア皇帝は暗殺の危険がある為爆弾の混入を防ぐ為瓶の底を真っ平らにし透明のガラスで納入されました。ちなみに大津事件で有名なニコライ2世の祖父にあたります。
クラブのパリピに愛された高級シャンパーニュ
このちょっぴり危険な伝説は、アメリカのパリピ達に好まれクラブでの高級シャンパーニュとしてその不動の地位を得ていました。ところがロデレールが「黒人をCMに使うことなどないだろう」と発言したところ、アメリカのクラブシーンから猛バッシングを受けます。当時絶大な影響力をもっていたラッパーにしてクラブ経営者から不買運動を受け、パリピからの高級シャンパンの座から陥落します。ロデレールは弁解をしますが時すでに遅しでした。
その座を奪ったあのシャンパーニュ
クラブシーンから「高級シャンパンはドンペリかクリュグを提供する。ロデレール不買運動」の中でその座についたのがあの「アルマンドブリニャック」でした。
冒頭でご紹介したアルマンド、アメリカのセレブ御用達、ジェイZのPVというのはこういった事情があったのです。
まるでロシア革命によって消え去ったロマノフ王朝の様な歴史を持つシャンパーニュでした。
⑧なんたらペリエ
シャンパンーニュを選んでいるとなんとかペリエとか色々でてきます。これは何か関係があるのかと・・・。ペリエはフランスにおける人名です。日本で有名なのは・・・。そう!「ペリー提督です」ペルリと発音していたように「ペルゥリィエ」といいます。とりあえずペリエは日本に馴染み深いので、ローラン・ペリエやペリエ ジュエを見つけたら買ってみるのも良いかもしれません。